「科目コード一覧」を開いておいてください、作業中に参照します.「科目コード編集」フォームで挿入・削除処理が簡単にできるようにしていますが、それではカバーできない場合や、エクセル・シートを直接編集なさる場合にこのページをご参照ください.
収支計算書と貸借対照表は事業の結果を示すものですから、日常の経理と連続しています.この二つの決算報告書に何をどのように記載するかを決める事が、日常の経理の方法を決める事になります.収支計算の結果としての繰越額(利益あるいは損失)が貸借対照表の上に反映されます.
龍樹の会計では、収支計算した繰越額を残高元帳を仲介として貸借対照表に転記します.
NPOで使用中の全ての貸借対照表科目を確認しながら、このシートで貸借対照表の様式を設定します.(特定非営利活動法人の会計原則については、必要に応じて別な記事にします)
サンプルに設定してある科目は全て「科目コード一覧」とリンクしていますので、A列の「コード」数値を書き換えるとB列「科目」は自動的に入るようになっています.
エクセルの実際のシートで貸借対照表をご覧いただくと、「資産の部」を1.流動資産、2.固定資産に分け、「負債の部」は1.流動負債、2.固定負債、3.正味財産に分けてあります.現在はこの中に科目が無くても、この大項目は残しておく方が貸借対照表として分かり易くなると思います.
この時、「龍樹の会計」の科目コード体系としては、資産の部に関する科目は1000台と2000台、負債の部に関する科目は3000台、4000台、5000台を使うことにしています.このコードの中身の設定方法は科目コードについての説明で記載します.
NPOの場合は企業会計の資本に相当する部分では「正味財産」という考え方が使われます.資本金という固定した金額ではなく、毎期の活動の結果として翌期に繰り越される財産として活動源資が表現されます.この部分の記し方は色々あると思いますが、ここでは科目コードを設定して各帳簿、報告書式で汎用的に使う事から、「前期繰越額」「当期収支差額」「次期繰越額」という科目名にしています.
ここに注記してある「注・資金の範囲は現金預金及び借入金などを除く短期金銭債務等」という意味は、前受金、未払金という経理処理を含む会計処理をしているという意味です.財務諸表を外部から見る場合は、この記述の有無で現金主義か否かを判断できます.
NPO法では『採用する会計処理の基準及び手続については、毎事業年度継続して適用し、みだりにこれを変更しないこと。』となっているので、当初から現金主義を採用していたら、それを継承する事(前受金や未払金処理はしない)で良いと思います.この場合「流動負債」の中の科目は無くなりますが、大項目として「流動負債」は残しておくと全体が分かり易くなります.
その場合、この注記は「注・資金の範囲は現金預金とする」と変更してください.科目コード一覧や残高元帳からも、前受金、未収金、未払金・・・などは削除して構いません.
タイトルや会計年度に関する日付の設定は「初期設定」で処理できます.ここではエクセルのシート上で直接記入なさる必要が生じた時の為にご説明しています.
最初に「*」印の個所を記入します.作成日(決算日)のセルには当日の日付を元号で表示する設定をしてあります.決算貸借対照表として確定したら、このセルに「2004/3/31」のように決算日を記入してください.
不要な科目行は削除(削除方法は残高元帳の設定で説明しています)したり、新規に行を追加して科目を追加することができます.
貸借対照表のE列では合計処理をしています.エクセルの計算式を埋めこんでいますので、この行は削除しないでください.行(科目)の追加、削除は計算式に反映されます.
初期設定段階では、金額欄は全て空白で結構です.科目を設定したら「元帳管理」機能で作成することができます.
行の追加・削除を繰り返すと合計表示セルに設定した計算式が狂っている場合があります.計算式は SUM 関数あるいは「+」による加算式を使っていますのでエクセルのヘルプを参照すれば数式を適切に変更できます.